学校長あいさつ
本校は、令和4年4月に開校し、創立3年目を迎えました。
本校の校訓は、「力をつけよう」「心をみがこう」「気力をもとう」です。「力をつけよう」は学力の向上を目指し、「心をみがこう」は豊かな心の育成を目指し、「気力をもとう」は何事にも全力を傾け、最後までやり抜く力を身に付けることを目指しています。本校の教育目標は、「温かい心で人と関わり未来を切り拓くたくましい児童生徒」の育成です。この目標を実現するために『子どもが主役!子どもの活躍する場面を多くする~4つの合い「学び合い」「認め合い」「高め合い」「つながり合い」~』を組織目標として掲げ、さまざまな教育活動を通して未来を切り拓くたくましい児童生徒の育成に取り組んでいきます。
21世紀は新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増していく「知識基盤社会」と言われています。また、これからは、グローバル化・情報化・情報技術の一層急激な進展など、より一層複雑で激しく変化する社会になるであろうことが予測されています。
急速にグローバル化が進展する社会では、様々な情報を受け止め、主体的に判断しながら、課題を解決していく力がますます重要となります。未知の課題が日本でも世界全体でも発生し、それらに対する新たな解決への努力が求められます。文化や考え方の多様性を理解し、多様な人々と協働することや、世界と日本を相対的に捉えて社会の中で自ら問題を発見して解決していくことなどが求められます。世界中の人々と様々な形で協力し協働する社会では、文化や考え方の多様性を理解し、多様な人々と協働していくために、外国語の習得とともに外国語を使って多様な人々と目的に応じたコミュニケーションを図ることが大切です。
そして、情報技術の飛躍的な進化、人工知能の急速な進化の中では、新たに工夫し、創造し、考え、学び続けていくことが大切になっていきます。言語能力を高め、情報を的確にとらえて、考えをまとめ、表現できる力やICTの活用能力も重要となってきます。
さらに、「自ら問題を発見し解決していく力」「新たな価値を生み出す豊かな創造性」「地域や社会における産業の役割を理解し地域創生等に生かす力」「健康・安全・食に関する力」「豊かなスポーツライフを実現する力」なども重要です。
本校では、義務教育学校の特色を生かし、9年間の一体的な教育課程を通して、これからの社会に求められる学力を意識して教育活動を充実させていきたいと考えています。
保護者の皆様や地域の方々に見守っていただきながら、児童生徒と教職員で、誇れる学校、居場所のある居心地の良い学校目指します。引き続き、温かいご支援とご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
*詳しくは、「学校経営」「グランドデザイン」をご覧ください。