6年 人権教室 ~私たちにできること~
「『人権』とは,人間として幸せに生きていくための権利です。」
人権擁護委員の藤田先生は,まず「人権」とは何かについて,子供たちに考えさせました。
テーマは,いじめです。
いじめが起きていることを知ったらどうするか,いじめをなくすために自分にできることは何かについて考えました。
動画を観る子供たちの目は,真剣そのもの。
いじめについて心で感じ,自分事として考えているようでした。
「クラスのみんなに『それはよくない』と呼びかけ,止めさせる。」
「その子が信頼できる大人を教えてもらい,一緒に相談に行く。」
「いじめの始まりは小さいこと。そして,だんだん大きくなっていく。小さいうちに止めることが大切です。」
「見て見ぬふりはやめる。」
「相手の立場になって考えられる人になりたいです。」
改めて「人権」という言葉を聞くと,何か特別のような気持ちになります。
しかし,「人権」は特別なものではありません。
もっと身近なもの。もっと考えるべきこと。
「人権」という言葉は難しくても,どうしたらみんなが幸せになれるのかを考えることはそう難しいことではありません。
一人一人の気持ちと行動が変われば,もっと幸せな気持ちになる人が増えます。
そして自分自身も幸せになります。
周りの人への思いやりの心といった人権尊重意識を養い,自分たちにできることは何かを考え,行動できる南っ子になってほしいです。
掲載日 令和5年10月4日
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