ようこそ夢先生!・・・今日は「鶴岡剣太郎」先生でした
3日目の夢先生は、トリノオリンピックに出場したスノーボード選手の鶴岡剣太郎さんです。
前半のゲームの時間では、「全力で取り組むこと」、「仲間と協力すること」、「ルールを守ること」の3つを約束して、ゲームに取り組みました。生徒たちは仲間で協力し合って一つの目的に向かうにはどうするか、体を動かしながら楽しく学んでいました。
後半は夢トークの時間。鶴岡さんが夢を実現するまでを話してくださいます。
千葉県出身の鶴岡さんはスキー選手としてオリンピックに出たいという夢を抱き、中学卒業後、山形県の高校へ進学。厳しい練習を重ね、21歳のとき、初めてスキー競技で全国大会に出場。しかし結果は惨敗!スキーへの情熱も冷め、大きな挫折を味わいました。そんな時スノーボードに出合い、オリンピック選手への夢が再燃。転んでは立ち上がり、転んでは立ち上がりを繰り返し、練習に明け暮れます。24歳で出場した全国大会で初めて優勝。オリンピック出場という夢の実現が目前となりました。しかし27歳のときに日本代表から落選。その後は全国大会で入賞できない期間が続きます。一度つかみかけた夢から遠ざかり、2度目の挫折。そんな時、父親からの「一生懸命頑張る姿を見せてくれて感謝している」という言葉や、21歳でスキーを断念したときの後悔から、もう一度頑張ろうと決意をし、31歳でオリンピック出場の夢をかなえました。
失敗してもくじけずに挑戦を続けた鶴岡さんの熱い語りを受けて、生徒たちは自分自身の夢について向き合い、じっくりと考えていました。
今日は夢の教室最終日です。この3日間とも第一線で活躍している先生方の経験から大変多くのことを学ばせていただきました。
掲載日 令和6年9月12日
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