弁護士 いじめ予防授業「心のコップを想像しよう」・・・3年生
10月1日から10月3日の3日間にわたり、今泉 圭介弁護士をお招きし、「人権」の観点からいじめ問題を考える授業を学級ごとに行いました。「どうしていじめはいけないのか」について学び合いの時間を取りながら、生徒と一緒になって考えたり、実際のいじめ自殺の事例を通してわかりやすく説明したりしてくださいました。
最後に先生からは、いじめは「人の権利=人権」を奪う行為だからいけないこと、人を傷つけていい権利は、絶対にないということを教えていただきました。
また、いじめを受けている人の心をイメージしやすいように「心のコップ」の話をしてくださいました。心のコップは誰もが持っています。大きさは人それぞれ違います。そのコップの中には、心の涙(つらい、悲しい、苦しい)がたまっていきます。悪口や無視などで少しずつ、コップの中の水は増えていきます。
心のコップから水があふれ出したとき、つまり、いじめられている人の辛さが我慢できる限界を超えてしまったとき、学校に行けなくなる、もっとひどいと「自殺」という最悪の結果になってしまいます。
コップの水があふれる前にいじめを「予防」することが非常に大事です。目には見えない心のコップ。心のコップが心の涙であふれないように生活していきたいです。
掲載日 令和6年10月3日
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